で、感想なんですが、なんだろう、ふつう。良くもなく悪くもなく。はちゃめちゃドンパチで退屈はしないんですが、ストーリーとしてはどうってことない。映像がきれいとか細かいところまで凝ってるとか言われてもぼくにはぐっときませんでした。
強大な力を手に入れて、でもそれを過信して暴走、というあたりはAKIRAに通じるものがありますね。あとは映像と音でどれだけ暴走っぷりを描けるか、みたいな作品だと思いました。見た目の印象はラピュタとかに似てるかな。あと、はじまるまえの予告で「ハウルの動く城」をやってたんですが、スチーム城はこれにかぶりました。なんだ?ジブリの後を追いかけてるのか?
でもメッセージとしては戦争や兵器に対するもので、ラピュタとかナウシカとかの環境破壊へのメッセージとはちと違うかも。
というわけで、2時間超、なんも考えずにぼーっと見るにはまあまあな映画かな。中学生くらいの頃に見ていたらものすごくわくわくしたかもしれない。
見終わった後、なぜだかラピュタやナウシカをもう一度見たくなりました。

この記事へのコメント
にゃ~ご
環境破壊というよりは
「文明社会」に対する警告なのではないでしょうか?
すべてのものには表と裏があると思いますが、使う人の心一つでどんな物にもなりえる、それが道具だと思います。
包丁をいうと、調理をしようとする人には普通に 「包丁」 ですが 「凶器」にもなりえる・・・。
そういう道具って、結構あるのかな。
ラピュタもナウシカも 巨大な力をどう使うのか という テーマ?
なんて 偉そうな事(書き込みさせていただいてるのに)失礼しました・・・・。
実はまだ 観に行ってないんですけど・・。m(_ _)m
一緒に行く約束をしている人の都合がつかなくて、「まだ」なのです・・・。
観る前の感想ということで、ご勘弁を!
ぼくんち杉並区
スチームボーイ見るんならはやくしないと終わっちゃうよー。