前半は、単発で見る人にも配慮するだろうなとある程度予想できた総集編スタイル。でも、語られなかったエピソードを盛り込んで、種明かし的に楽しめる展開。第１話ともう１～２話見逃していたので、そこがだいたい埋まったのもよかった。
どうせなら３時間どっぷり緊迫ゲームをやってほしかったけど、これはこれでまあいいや。
で、後半は前回の続き。裏切りの裏切りの裏切りがどんどん出てきてかなりどきどきわくわく。いいぞいいぞ。しかし、クライマックスに迫ったところで、「あれ、残り時間でこの話まとまるのか？」と不安に。そしたらなんと、衝撃のまとめ方。おいー、そんな ”いい話” にしてどうすんだよ。悪いやつが心ほだされちゃったよ。
さわやかにエンディングテーマが流れ出し、ぼくはお口あんぐり。まあこの曲がよかったらいいか、うん、まずまず悪くないかも、と自分でケリをつけようとしたら、スパッと切られて、うっそぴょーんと言いたげなシーンで終了。
はぁ？どっちなのよ。そういう落とし方するなら、さわやかな時間をあんなに長くとっちゃいかんよ。北大路欣也とあの「SAW」もどきのへんな人形との関係があいまいだったのも敗因。もう、不完全燃焼。期待はずれ。
回を追うごとに板についていった感じがする松田翔太と、ピュアピュアでぼーっとした役がバッチリだった戸田恵梨香はよかったのに。というか最後以外はぼくのドストライクだったのに。
テレビだからこうなっちゃったのかな。原作マンガ読もうかな。
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