映画「シザーハンズ」が切ない

このまえ見た豊川悦司＆麻生久美子の「ハサミ男」とはなんの関係もないことを確かめるため、ではないですが、映画「シザーハンズ」を見ました。ティムバートン＆ジョニーデップの切ないファンタジー。

人造人間エドワードは手がハサミ。街外れの城で孤独に暮らしていたが、化粧品のセールスにやってきたおばさんに連れられて、街で生活することに。純真無垢なまま世の中にさらされて、悲しい運命が切なくのしかかります。

前半はコミカルに楽しい雰囲気なんだけど、しだいにエドワードの純真さと対比させて、人のダメなところを浮き彫りに。あのおばちゃんたちの集団心理はどうにもひどい話。
そして美しい音楽と映像が切なさを際立たせる。

んー、切なさばかりが心に残る。救いがないのが残念でもどかしくて、あんな恋をしてしまったことを思い出して語るおばあさんは、その後まっとうに恋ができたのか心配になった。

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