「クローバーフィールド HAKAISHA」画期的なつくりに感心

クローバーフィールド_HAKAISHA映画クローバーフィールド HAKAISHAを見てきたよ。首の吹っ飛んだ自由の女神像だけのプロモーションで謎を呼んで人気になった、あれです。気になって前売りまで買ってたんだけどなかなかタイミングあわなくてようやく。
なんだろう、不思議な、斬新な作品という印象。おもしろいというか、興味深い。

ニューヨークの街に突然巨大生物が現れて街がボコボコにされるパニック物。ただ、具体的な説明は何一つなく、その事件の資料として残されたという設定の、当事者である一般市民が撮影したビデオですべてが物語られる。それなのに、説明なしでも大丈夫な構成がうまい。そして、3週間前のテープに重ね録りされているという設定で、ところどころほんの少しだけ過去の映像が出てきて登場人物の背景を語っている演出もうまい。

そんな構成や演出のうまさに加えて、当事者のドキュメンタリー映像の形をとっているだけあって臨場感と恐怖感そして絶望感はものすごく、あっというまにその世界に引き込まれた。手ブレで気持悪くなる人がけっこういるらしいけど、ぼくはいつのまにか慣れてたよ。

で、最後に自分たちの名前を記録しつつ悲壮感の頂点でビデオが終わって、”さて今見ていただいたのが……”みたいなタネ明かしがあるのかと思ったら、ないの。ボコボコにされて、あれはなんだったのか、どう収拾がついたのか、語られないまま終わり。ものすごい余韻と悲壮感が際立つ。

事前の情報ほとんどなしで見たんだけど、かなり予想外の展開とかなり予想外の終わり方。ドキュメンタリー風映像のみという方法論も含めて、もっと言えばプロモーションの手法も含めて、なんと画期的な。
んー、なんか、感心してしまった。

練馬の東映東京撮影所に併設のシネコンT・ジョイ大泉で85分。


クローバーフィールド/HAKAISHA@映画生活
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