映画「クライマーズ・ハイ」壮絶な仕事っぷり

映画クライマーズ・ハイを見てきたよ。1985年の日航機墜落事故を伝える群馬の地方新聞社の1週間。耳の不自由な人も楽しめるよう、日本語字幕つきでの上映。難しい用語もちょいちょいあったのでぼくも助かった。

クライマーズ・ハイ

ろくな通信手段のない現場とのやりとり、上層部や他部門との対立など、大事件を前にして常に極限の判断を求められる編成デスクの壮絶な仕事っぷりを描き、その趣味の登山になぞらえて、「クライマーズ・ハイ」。時にものすごい力を発揮し、時に無謀な行動に出てしまう、まさに極限の精神状態。
事故のことよりも新聞社の内幕な人間模様が描かれていて、実は日航機墜落事故が題材じゃなくてもいい気もするけど、あれだけの大事故だからこその極限状態なんだと解釈。

堤真一の迫力がものすごい。”チェック、ダブルチェック”の信念が徹底されていたかというとそうじゃない気がして残念だけど、「ただのもらい事故じゃない、520人は群馬で死んだんだ」「どこよりも詳しい情報が載ってることを期待されているのが地方紙」という自負と責任感。これがものすごくかっこいい。これは俺の仕事なんだと。

地方紙といえば、ぼくのふるさと名古屋の近辺は全国紙よりも圧倒的に中日新聞が強い。中部と北陸とあと東京の少しだけで、全国紙の毎日新聞と肩を並べる発行部数を誇るんだよ。これはちょっと極端な例なんだけど、やっぱ地方紙読むんだよね。

そんなことを思い出しながら、圧倒的な緊迫感とスピード感をびしびし食らって、いつしかぼくもハイに。2時間を超える長い作品ながら、それを感じないほど引きこまれっぱなし。ただ、家族に会いにいくエピローグは若干蛇足か。ちらっと映った22年目の手記みたいなのを書き上げる感じでもよかったかもね。
キャストたちはみんなステキで、中でも中堅記者を演じる堺雅人が非常によい存在感。

そして暑苦しいほどの熱さはぼくにも伝染。ここんとこ忙しかったぼくの仕事も最近ようやくちょっと区切りがつきそうなんだけど、あらてめて、がんばっちゃうもんねー、と思わされてしまった。

丸の内TOEI1で145分。

クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ@映画生活
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