「コトバのない冬」を東京国際映画祭で

コトバのない冬東京国際映画祭コンペティション部門コトバのない冬を見たよ。渡部篤郎がはじめて監督した作品。自分も出演しーの、主演は高岡早紀。上映前にその2人で舞台挨拶、上映後は渡部篤郎監督だけでティーチ・イン。んー、ぼくの席からは遠くて顔までわかんない。

コトバのない冬穏やかに、静かに、冬の北海道。ほとんどドキュメンタリー風に、上映前に渡部篤郎が、大きなストーリー展開も大きなメッセージもありません、日常の生活にも美しいものがあるってところを見てください、みたいなことを言ってたんだけど、ほんとに大きな展開ないなと思っていたら、1つだけとても切ない事件が起こる。でもあくまで穏やかに。そしてどうなるんだろうと思ったら、行間にたくさん含ませつつ、すぱっと終わった。あー、そう来たかぁ。全体のじわーっとした雰囲気そのままに、余韻。これはこれで斬新。

んー、まあ、高岡早紀と冬の北海道の景色がきれいだねってところかな。高岡早紀はポスターになってるこの物憂げな表情を何度となく見せてくれる。雪深い北海道由仁町の景色とともに、静かに鑑賞する感じ。それだけで楽しめるんだけど。
渡辺えりの、どうでもいいけど延々と続く世間話が静寂の中にアクセント。逆に寡黙な北見敏之とともにステキな存在感。未希もかわいい。

上映後の渡部篤郎監督のティーチ・インが、なにやら非常にゆるーい感じ。いろんなこと聞かれても、自主制作映画なので、仲間内ですきなことやりました、自由にやってて特にこだわりとかありません、って回答に終始。監督としても、演出はほとんどしてなくて、1シーン1カットで長回し、役者たちがそれぞれのキャラクターを自由に演じてNGもなしだってさ。ゆるい。

強い理念があって監督になったんじゃなくて、みんなでなにかやろうということで、たまたま自分が監督で、この景色を使って、基本設定だけの原案を作って、あとはみんなでって。んー、まさに自主制作。
客席に来てた関係者っぽい人が質問するときに、配給もこれから決まっていくんでしょうが、なんて言ってたんだけど、そういえば、配ってたチラシにも、いつとかどこでとか公開に向けた情報がなにもない。ほんとに勝手に作った自主制作なのね。でもそういうのがコンペティションに出てくるのね。

でも作品の公式サイトはできてるのか。そのうちやるのかね。「echo of silence」っていい英題だな。

TOHOシネマズ六本木ヒルズで94分。


コトバのない冬@映画生活
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