東京国際映画祭・「掌の小説」がまあよかった

第22回東京国際映画祭。日本映画・ある視点部門の掌の小説を見てきたよ。舞台挨拶つき。

文豪・川端康成の、122もの掌編が詰まった「掌の小説」から、「笑わぬ男」「有難う」「日本人アンナ」「不死」4編を若手監督4人の手によりオムニバス映画化。桜が共通モチーフ。

もとが数ページの話なもんだから、大きなストーリー展開はなく、静かに穏やかに淡々と、観念的な抽象的な情景。若干眠くなったものの、最後の「不死」が、とても短いながらそれまでの3編をなんとなくすっきりまとめてくれて、まあよかった。ただ、香椎由宇のキャスティングはややミスマッチな印象。きれいなんだけど、日本人離れした顔と、桜や着物というところがちょっと。

4人の監督のうち3人でティーチインをしてくれて、「有難う」三宅伸行監督の言葉に好感。川端康成の話を原作にしているとはいえ自分の話にしていこうと思ったとか、小説では表現しづらい、蚊帳を白無垢に見立てる表現ができたのがうれしいとか、そんなあたり。

東京国際映画祭TOHOシネマズ六本木ヒルズで80分。
そういえば、映画館の近くにあったコカコーラのブースに、い・ろ・は・すのペットボトルを使ってつくった象さんがいた。エコなのかな。


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