まあ、マイナー競技だよね、エアリアル。
高さ4mのジャンプ台に向かって助走、空中に飛び出して回転とひねりの技を競う祭典競技。水泳の高飛び込みのような、体操の跳馬のような。空中の高さは17mにも及ぶらしい。夜空を背景に大きなジャンプとキレのあるひねり。
4年ぶりの観戦なので、技のレベルが確実に上がっている。4年前は比較的難易度の高かった「フル‐ダブルフル‐フル」はむしろ確実に点数を稼ぐものになっていて、ひねりの数は同じながらより難易度の高い「ダブルフル‐フル‐フル」「フル‐フル‐ダブルフル」だったり、5回ひねりの「フル‐トリプルフル‐フル」が飛び出したり。
あ、でも「フル‐トリプルフル‐フル」に挑戦したジャレット・ピーターソンは前回もその技をやってるのね。4年前のぼくのブログに書いてあった。でも完成度が上がって高得点、今回は2位に食い込んだ。
そう、出ている選手が、4年前と同じ人が多いの。優勝したベラルーシのアレクセイ・グリシンも、オリンピック3回目だって。この人の2本目の「フル‐フル‐ダブルフル」はものすごいきれいだったな。びしっと伸身、そして着地。気持ちいい。たまんない。
決勝進出12人の国別内訳が、カナダ3人、中国3人、ベラルーシ3人、アメリカ2人、スイス1人。かたよってるなという印象の中、優勝がベラルーシってところがなんともしぶい。他の競技でほとんど聞かないよね、ベラルーシ。
みんなものすごいレベルなので、1つのミスが命取り。前回優勝の韓暁鵬(ハン・シャオパン)が予選落ちしてしまったらしいし、2本とぶ決勝の中で、単発の得点では1位、2位のウォーレン・ショールダイス、ドミトリー・ダシンスキーが1本目のミスの影響で10位、11位に沈んでしまっているし。
そういう緊迫感も含めて、エアリアルかっこいい。次に観戦するのはまた4年後かな。
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