「ぐるりのこと。」やさしい包容力にほっこり

ぐるりのこと。ぐるりのこと。を見てきたよ。木村多江リリー・フランキーが夫婦で、やさしくステキな雰囲気。夫婦が寄り添って年月を重ねるってこういうことなんだなと、うらやましくなっちゃう。

特に終盤、うつから立ち直ってからの木村多江とその描き出す絵と映像と音楽の輝きがすごい。序盤ものすごく幸せで、中盤は目をそむけたくなっちゃうような過酷なうつ。そういう浮き沈みがあってこその、終盤の心地よさになるのかな。リリー・フランキー演じる旦那の冷静でやさしい包容力にほっこり。
「みんなに嫌われたって、すきな人にいっぱいすきになってもらえたらいい」みたいなセリフがあって、ぐさっときた。

法廷画家という職業描写を通して、幼女誘拐殺人、地下鉄サリン、児童殺傷など実在の事件を登場させたのは、物語へのアクセントなのとともに、90年代以降のどこか変調をきたしたような社会にこそやさしい包容力が必要なんだよというメッセージか。それから、この夫婦が刻んだ年月の長さも表しているのかな。

脇役たちも、寺島進八嶋智人柄本明寺田農温水洋一田中要次田辺誠一としぶい人揃いでうれしかった。

恵比寿ガーデンシネマで140分。長かったけど、見てよかった。水曜日はレディースじゃなくても1000円だよ。そしてすごく混んでたよ。


ぐるりのこと。@映画生活
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